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DFL 全身を悪くする筋膜連鎖とは (アナトミートレイン)

目次

筋膜連鎖とは

DFL(深腹側筋膜連鎖)とは

影響を与える症状とメカニズム

DFLの症状 改善法

最後に

筋膜連鎖とは

筋膜とは筋肉を内側・外側から包む膜のことで、全身を立体的に包み込む物です。筋膜は筋全体を覆っている最外層の筋外膜・筋線維を束ねて覆っている筋周膜・筋線維を包む筋内膜と3種類に分けられます。


筋肉の構造

【画像引用:トリガーポイント™公式サイト】


皆さんが実際に見る事が出来る物で言いますと、鶏肉の皮を剝がす時にちぎっている物です。
筋膜は柔らかい組織なので、周りにくっついたり、絡まったりし易いです。この様な状態になると柔軟性を損なう原因になります。

筋膜 鶏肉

【画像引用:あしやはま整骨院】

筋膜連鎖(アナトミートレイン)は、この筋膜の影響を受ける一連のパターンを示した物だと思って頂けたら分かり易いと思います。

DFL(深腹側筋膜連鎖)とは

アナトミートレインにおけるDFLは筋膜連鎖構成の中心をなすラインです。身体の中心にあり、呼吸や姿勢に大きく影響を与えます。身体の組織を内側に引き寄せる作用がある為、骨盤の大きい女性は男性に比べて硬くなり易い傾向に有ります。緊張型頭痛・めまい・吐き気を起こす胸鎖乳突筋(首の前側の筋肉)の緊張にも大きく関与します。

中国医学の経絡では、足の太陰脾経・足の厥陰肝経が似た流れになります。

筋膜連鎖に限らず運動連鎖パターンは、ご先祖のお猿の動きが元になってる場合が多いです。

DFLの場合は、両手両足で枝にぶら下がる時の動きです。

 

ライン(当院解釈)

足裏内側から始まり、後脛骨筋(フクラハギの奥)~大腿内転筋群(モモの内側)~大腰筋(骨盤の中を通り腰骨に付く)~横隔膜~胸郭(肋骨)~【ココで分岐】胸鎖乳突筋(首の前側)~側頭骨(頭の横側)/【分岐に戻り】斜角筋~首の骨

 

ディープフロントライン(アナトミートレイン)

ディープフロントライン DFL 筋膜連鎖

【引用:rehatora.net

影響を与える症状とメカニズム

~緊張型頭痛・めまい・吐き気~

側頭骨に最終的に付着しますので、付着部分が引っ張られる事によって頭痛が起こりえます。頭痛の中でも頭の横側が痛む人はココが原因の可能性があります。
胸鎖乳突筋は側頭骨に付着します。胸鎖乳突筋の力で側頭骨が反時計回りに回転させます。(医学的に賛否両論)側頭骨には耳の穴があります。この耳の穴の位置がズレる為に内耳(三半規管などのバランスを取るセンサー)にもズレが出ます。
三半規管などがズレて不安定ですので、船酔いの様にグラグラしている様に感じてしまいます。その結果、回転性めまい(ぐるぐる眼が回る様なめまい)や吐き気を起こします。



~顎関節症・顔の歪み~


上記の通り、側頭骨を反時計回りにズラしてしまいます。頭蓋骨がズレるのだから顔も連られて歪みます。鼻先やあご先が硬くなった方にズレます
側頭骨が反時計回りにズレると、顎関節は後ろに引かれます。片方の顎関節が後ろにズレて、もう片方は通常の位置から前に引かれます。この結果、反対側の顎関節が開き、不安定になる為顎関節症になります。



~咳喘息~

喘息の詳細は別記事におこします。簡単に言いますと、胸郭(肋骨)は肺・気管支を包むケースです。DFLではこの胸郭が引かれて、動き辛くなり胸郭を小さくしてしまいます。このケース(胸郭)がつぶされるので、中身の肺や気管支も押しつぶされるのが原因の1つになります。
咳喘息の対処法は、使い分けると効果絶大!呼吸法3種と改善法の鎖骨式呼吸が向いています。
 


~ムクミ(誤解)~

「ムクんでいて辛い」と言われる方は、ほとんどムクミではなく後脛骨筋(フクラハギの奥)が張っている場合が多いです。ムクミは細胞の水分が多く滞っている状態です。靴下跡が残る物です。
実際はフクラハギの奥にある後脛骨筋が張ってこっている事による重だるい痛みが多いです。フクラハギの浅い所にある腓腹筋は軟らかいので、筋肉の疲れではないと判断されがちですが奥でしっかり硬くなってます。



~甲高(ハイアーチ)・捻挫グセ~

フクラハギから内くるぶしを通り足裏に付く後脛骨筋。働きとして、足の内返し(足裏を内に向ける)があります。無意識に足を内側に向けるので、内側にグネる捻挫を起こしやすくなります。捻挫癖より、捻挫が一回なってる時に既に捻挫しやすい体質になっていたと捉えるべき場合もあります。
足裏の中心に付着してますので、引っ張られると足裏の中心を引き上げる作用が有ります。この結果が甲高(ハイアーチ)です。


~ストレートネック~

斜角筋は首を前に引く力があります。この斜角筋の影響で首が前に出てしまいストレートネックにある方がいます。スマホネックと言われる通り、そもそも首を前に出していたのが原因の場合もあります。その場合でも元に戻せない原因は斜角筋の緊張が大きいです。


~反り腰・腰痛~

大腰筋は大腿骨(モモの骨)と腰椎(腰骨)を繋ぐ筋肉です。この大腰筋が緊張すると腰骨を前に引いてしまいますので反り腰になります。反り腰になると本来の関節の形では無くなるので、神経痛や椎間板に影響が出てしまいます。



この症状達の共通点が分かるでしょうか?女性に多い症状なのです。上記の通り、DFLは女性が硬くなり易い筋膜連鎖と言うのが分かると思います。

DFLの症状 改善法

DFL全体を良くするのは最終目標ですが、今症状に苦しんでいる方は即効性が欲しいと思います。一時的でも早く効果が欲しい場合は、直接関係する筋肉や動きの改善が良いです。具体的には、首から上の症状には胸鎖乳突筋・膝から下の症状は後脛骨筋です。

この2つのセルフケアをココではお伝えします。
胸鎖乳突筋・斜角筋のストレッチ
どの姿勢でも大丈夫ですが、立つ・座る状態の方が良いです。
①カラダは前を向いて、斜め後ろを上に向くようにします。
②向いている反対側の肩を落とす様にします
③気持ち良く伸びる強さで10秒キープします

DFL全体を良くする【緊張型頭痛】肩こり解消運動法のセルフケアメニューもおすすめします。

後脛骨筋 筋膜リリース・圧迫法
あぐら姿勢(崩しでも可)を取ります。
①フクラハギを骨に押し当てる様に手でのしかかります
②少し痛い強さで5秒キープを繰り返して下さい
③キープした状態で、足を内に向けたり戻したりを繰り返して下さい

最後に

骨盤形状・女性器がある事によって女性に多いDFL(浅腹側筋膜連鎖)が硬くなるパターンです。男性も硬くなる場合は多く、特に右だけなる人がいます。右だけ症状が出る方は肝臓からの影響が大きいです。男性は女性より代謝が多く、またアルコールの摂取も多い為負担がかかり易いです。逆に左だけ出る時は、便秘などの腸関係の影響があるかも知れません。
DFLに限らずですが、慢性的な筋肉の痛みや緊張は内臓の病気が原因の場合も有ります。あまり酷い場合はセルフケアではなく病院で診察をおすすめします。

 

参考コンテンツ

緊張型頭痛、めまい、吐き気を改善するには

筋膜リリース効果を上げる筋膜連鎖7ライン

ストレッチの効果最大化!持続時間や回数はどうする!?

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院長 藤田 泰仁

院長 藤田 泰仁

阪神西宮駅から4分 泰楽整体院院長 整形外科・鍼灸整骨院で様々な施術経験を積む 【保有資格】 ・国家資格 柔道整復師 ・NESTAJAPAN メンタルフィットネストレーナー ・日本酵素・水素医療美容学会 ファスティングカウンセラー 健康に関する情報を発信し、みなさまの健康のサポートをさせて頂きます

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