頭痛の特効薬としてコーヒーが言われていますが、条件次第ではむしろ危険です。
そんな頭痛とコーヒーの関係性を、どの場面なら良いのか?なども踏まえながらご紹介します。
コーヒーと頭痛の関係
片頭痛の特効薬として、コーヒーがおすすめできます。ただし副作用などの注意点があります。
何より間違え易い緊張型頭痛だった場合は、むしろ悪化するコトもあります。
頭痛が治まる仕組み
コーヒーにはカフェインが多く含まます。カフェインは血管を収縮(血管を細く)させる作用が有ります。片頭痛などの血管拡張性の頭痛は、カフェインの作用で血管を収縮させると楽になります。
ただし、緊張型頭痛の様に血流を良くしたい場合は逆効果になるコトもあります。
「ズキズキ」する片頭痛なら、コーヒー ○
「ズーン」と来る緊張型頭痛なら、コーヒー ×
自分の頭痛に合わせて、コーヒーを活用しましょう。頭痛の種類は以下を参照して下さい。
カフェインには要注意
カフェインは中毒性が高いです。毎日3杯以上のコーヒーを飲む人は、カフェイン中毒になるかも知れません。カフェイン中毒の人は、カフェインを飲まないとカフェイン離脱頭痛という激しい頭痛を起こすコトになります。
この症状は100mgのカフェインの摂取で1時間後に治まります。
しかし、アルコール中毒と同じで一時しのぎ・悪化させる対応方法になります。
辛くても、カフェインの摂取を抑えなければ良くなりません。
カフェインを多量に含む眠気防止薬や「エナジードリンク」などの清涼飲料水の急性中毒で、2011年度からの5年間に少なくとも101人が救急搬送され、7人が心停止となり、うち3人が死亡
引用元【日本経済新聞】
カフェイン中毒は死者も出ていますので、エナジードリンクを飲む人は特に気をつけて下さい。
繰り返しカフェインを摂取していると、体が反応しにくくなり(カフェイン耐性)、より多くのカフェインを求めるようになります(カフェイン依存症)。そうなった時点でカフェインの摂取をやめると、頭痛、眠気、神経過敏、便秘、うつ、悪心・嘔吐、不安、集中力の低下といった離脱症状が現れます。
引用元【NIKKEISTYLE】
カフェインの多い飲み物
玉露>コーヒー>ココア>栄養ドリンク>抹茶>コーラ>紅茶>緑茶>ほうじ茶>ウーロン茶・・・
【参考元:何でもない、調べもの。】
お茶系・コーヒー・ココア・栄養ドリンク・コーラは、毎日飲むとカフェイン中毒の可能性が出てきます。
頭痛にアルコール
アルコールは一時的に血流を良くします。肩こりが原因の緊張型頭痛はマシになるコトもあります。
ただし、血管拡張性である片頭痛では急激に悪化を起こします。
またアルコールの処理が間に合わない(二日酔い)で起こる頭痛も気にするべきです。
アルコールは適量で
緊張型頭痛に良くても、アルコールは飲み過ぎてはいけません。アルコールは肝臓に負担があり、肝臓が疲れると右肩がこってしまいます。
結果として、肩こりから来る緊張型頭痛のキッカケになってしまいます。
頭痛を根本から改善するには?
頭痛薬にしても、カフェインやアルコールにしても対症療法なので再発します。むしろ誤魔化していた分、少しずつ悪化するコトすらあります。
素人判断をせずに専門家の意見を伺いましょう。
記事に関するご要望はコチラ
もし質問や要望などが有りましたら、twitterのリプライでご連絡下さい。
※すべてのご要望にお応えできる訳では有りませんので、ご了承下さい。