整体

ディープフロントラインの特徴と緩めるPOINT3選

ディープフロントラインは、トムマイヤーズと言う筋筋膜の交際的な権威がまとめた【筋膜の繋がり=全身の繋がり】の1パターンです。このディープフロントラインは、非常に多くの症状に関与する大切な筋膜連鎖です。

今回はこのディープフロントラインの概略から、臨床における特徴とリリースのPOINTをお伝えします。

アナトミートレインとは

筋膜とは筋肉を内側・外側から包む膜のことで、全身を立体的に包み込む物です。

筋膜アナトミートレイン

【画像引用:トリガーポイント™公式サイト

筋膜連鎖とは、この筋膜の繋がりによって全身が関係しているコトを指します。全身の筋膜が数万パターンもの繋がりを持っています。

アナトリートレインは、その筋膜の繋がりをパターン化した物です。

遠隔治療にはアナトミートレイン!?「全身の繋がり」と言うのをマッサージ屋さんなどでも良く聞く様になってきました。この全身の繋がりで、医療関係者の中で有名な筋膜連鎖(アナト...

ディープフロントラインとは?

ディープフロントラインはアナトミートレインの中心をなすラインです。身体の中心にあり呼吸や姿勢に大きく影響を与えます。身体の組織を内側に引き寄せる作用がある為、骨盤の大きい女性は男性に比べて硬くなり易い傾向に有ります。

筋膜連鎖に限らず運動連鎖パターンは、ご先祖様の動きが元になってる場合が多いです。DFLの場合は、お猿さんが両手両足で枝にぶら下がる時の動きです。

ディープフロントラインの走行

ディープフロントライン

【引用:rehatora.net

【ディープフロントラインの覚え方】
足裏の内側~下肢の内側~腸腰筋(骨盤の中)~胸郭(肋骨)~斜角筋(首の前側)
全てカラダの中心・前側を通る筋肉の流れになります。

ディープフロントラインの特徴

  • 下半身は内転動作に関わる物
  • 骨盤〜上半身は、屈曲動作に関わる物(深部にある)

以上の特徴から、インナーマッスルを特徴とされますが厳密に言えば違います

頚部はインナーマッスルではないのと、あくまでディープフロントラインに偶然インナーマッスルが多いだけです。

インナーマッスルは体幹筋のことを指していると思われがちですが、身体の奥に位置している筋肉の総称がインナーマッスルであり、体幹筋のことだけを指しているわけではありません。体幹だけでなく、上肢・下肢の筋肉の深層筋もインナーマッスルと呼ばれます。

引用元【健康長寿ネット

なお「インナーマッスル」と表現すると「体幹」と誤解されやすいので、あまり使わないようにしています。

 

ディープフロントラインが硬くなると

比較的多く見られる症状を頭の方から順番にご紹介します。

緊張型頭痛・めまい・吐き気

側頭骨(頭の骨)に最終的に付着しますので、付着部分が引っ張られる事による頭痛が起こります。
側頭骨が引っ張られると、耳の穴がズレて三半規管に異常が現れます。その結果、回転性めまい(ぐるぐる眼が回る様なめまい)や吐き気を起こします。

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ムクミ(誤解)

ムクミではなく後脛骨筋(フクラハギの奥)が張っている場合が多いです。後脛骨筋はディープフロントラインが硬くなるとハリ易い筋肉です。

【ムクミ(浮腫)】

ムクミとは本来、水分が溜まり過ぎている状態をさします。靴下の後が残るなどが分かり易い症状です。
①塩分の取りすぎ による体液全体が多くなっている
②血流が悪いせいで、血液が足に溜まっている
などが多い原因になっていきます。

ストレートネック

ディープフロントラインの斜角筋は首を前に引く力があります。この斜角筋の影響で首が前に出てしまいストレートネックにある方がいます。スマホネックとも言われる通り、首を前に出していたのが原因の場合もあります。その場合でも元に戻らない原因は斜角筋の緊張が大きいです。

反り腰・腰痛

大腰筋は腰骨を前に引く作用もある筋肉です。腰骨を前に引くので、反り腰(腰が反り過ぎている状態)になります。反り腰になると、「ズキッ」と来る様な腰痛が出易いです。

悩む女性

女性がディープフロントライン悪くなり易い理由

骨盤が大きく開き易い

女性は子供を生む為に、骨盤は大きく・開き易い構造になっています。DFLはカラダの中心にある筋膜連鎖で、カラダの各パーツを中心に集めてくれる物です。骨盤が開くと、DFLは引っ張られるので全体的に硬くなってしまいます。

特に出産を経験されている女性は、骨盤が開いたままの危険があります。一度整体院で見て貰うと良いです。

女性器の影響

DFLは骨盤の中を通る際に、女性器の直ぐ近くを通ります。生理など女性器の変化を起こす際に、大腰筋などのDFLの筋肉も緊張してしまいます。月に1度そういう負担がかかるので、女性の方がDFLが悪くなり易いです。

腰痛改善
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ディープフロントライン 緩めるポイント

筋膜連鎖・アナトミートレインは、その繋がりの中でも他に影響を与えやすいPOINTがあります。ディープフロントラインの場合は、以下の3つが特に硬くなり易く緩めると効果が現れやすいです。

【至室】 大腰筋

ディープフロントライン 腰ツボ

引用元【ツボ辞典

この至室と言うツボは、大腰筋の腰椎付着部近くをさします。イメージは腰の固い筋肉を横から挟む様に押す形です。

ろうごく

ディープフロントライン ふくらはぎツボ

引用元【看護roo

内ふくらはぎの脛骨の裏ギリギリの部分です。高さは脛骨の半分程です。後脛骨筋などのふくらはぎの深部を押すことができます。

三陰交

ディープフロントライン 足首ツボ

画像引用元【ツボ辞典

安産のツボなどでも有名な三陰交ですが、後脛骨筋の下部(筋膨隆部)を押す形になります。

ツボ・トリガーポイントのリリースの仕方

単純に拇指圧迫法(親指で押す)でも良いのですが、より早く・より広範囲に効果を出す為に硬結(シコリの様な部分)を中心に動かすと良いです。

筋膜リリースをさせるのですから、圧迫よりもリリース手技を使った方が早いです。

ディープフロントラインに限らず、アナトミートレインで硬くなりやすいのは体幹〜下肢にかけてです。

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