僧房筋から来る 頭痛・肩こり解消法

後頭部の頭痛は肩こりからも来ます。この解消法を考える上で大事なのは、それが何の頭痛なのか?慢性頭痛にも種類があります。

その中で後頭部の頭痛で疑われるのは緊張型頭痛。今回は頭痛・肩こりに関係する緊張型頭痛の解消法についてご案内します。

目次

緊張型頭痛とは

肩こりの原因

なぜSBLが原因なのか

緊張型頭痛とは

頭痛の最も一般的なタイプで約90%を占めていると言われます。後頭部・側頭部に締め付けられる痛みが短時間から数日間に及ぶ場合もあります。筋肉などの緊張によって起こる頭痛を指す症状名です。

更に詳しくは【緊張型頭痛とは

 

緊張型頭痛を起こす肩こりの原因

緊張型頭痛で悩まれた方は、聞いた事があると思います。「僧帽筋と言う肩の筋肉がこり、血流が悪くなる為、老廃物などが溜まり痛みが出る。」これが一番多く聞く説で、実際にその方が多くいます。ただ緊張型頭痛の原因は全てコレではありません。あくまで、原因パターンの1つに過ぎません。

 

肩こりの原因

肩と言われて思われる筋肉は僧帽筋です。この僧帽筋は後頭部から肩甲骨の先に付いている筋肉です。(3部に分かれてる内の上部繊維について)この僧帽筋の力を必要とされるのは、肩が下に引っ張られている時に抵抗する場面が一番多いです。

たまに腕を横に上げる筋肉とされますが、筋トレされる方はシュラッグと言い重りを持ち、肩を上下に上げるトレーニングを行います。つまり、実際は肩を横に上げるよりも、肩を上に上げる時の方がメインになります。解剖学的にも主動作は肩甲骨の挙上(肩を上げる)上方回旋(肩甲骨を上に向ける)形となっています。


そんな肩甲骨を上に持ち上げる僧帽筋は、肩を下げる筋肉の影響が大きいです。

具体的には、大胸筋下部繊維(胸の筋肉)・広背筋(背中の筋肉でモモンガの様になっている筋肉)この2つの筋肉が肩を下に引っ張ってしまいますので、硬くなると四六時中荷物を持っているのと同じ状態になります。
 

頭痛の解消法 

ラテラルラインの改善方法はシンプルに言いますと、身体の横側を伸ばすに限ります。足の小指側・スネの外側(腓骨筋など)・モモの横側(腸脛靭帯)ココで分岐して、大腿筋膜張筋・お腹の横側(腹斜筋)・大胸筋下部繊維  か小・中殿筋・広背筋という流れになります。

この一帯のストレッチを皆さんもした事のあるラジオ体操の動きで行います。

肩こり ストレッチ 側屈
身体の横側を伸ばす
足を肩幅に開き立ちます。
①伸ばした方の腕を横から上に上げます
②そのまま腕を反対側に持っていきます
③それに合わせて、身体ごと倒していきます。
④気持ち良く伸びている所で10秒キープします

ラジオ体操では、反動をつけて繰り返しますが今回は伸ばし続けて下さい。

one point

上手く伸ばせない方や、より伸ばしたい方はコチラを実践して下さい。
立ち姿勢で伸ばす方の足をクロスさせます。不安定になりますので、反対側の手を使い壁などで支えて下さい。
・足を前にクロスさせた場合は、斜め後ろに腕を伸ばして行きます。
・足を後ろにクロスさせた場合は、斜め前に腕を伸ばします。

このストレッチの場合よく伸びるのですが、硬くなり過ぎている人は感じません。「何も感じないけど、これ以上動かせ無い」所で大丈夫です。鈍くなっている感覚神経が戻ってきたら、伸びている感触が分かる様になります。

 

なぜSBLが原因なのか

僧帽筋は本来こる筋肉では有りません。「え?肩こりは僧帽筋じゃ・・・」半分正解だと思います。僧帽筋でも筋肉は緊張する事はあります。荷物を長時間持ったりすると、夜に肩が重だるくなるのがそれです。ただ、コレは長時間続くものでは有りません。


僧帽筋のストレッチ方法を知っていますか?【肩を下げる+反対側に首を倒す】です。この肩を下げる力は、重力がある限り常に肩にかかっています。つまり、何も持っていなかったら僧帽筋のストレッチは常に行われているのです。
緊張型頭痛の症状を思いだしましょう。「数分~数日間続く」数日間僧帽筋が緊張するのは、本来は珍しい話なのです。

では何が他に後頭部に付いているか?頚部伸筋群です。この頚部伸筋群が影響を受けるSBLは姿勢の悪さの影響が多くかかります。

緊張型頭痛を起こす人は首が前に出るストレートネックの方が非常に多いです。そして猫背の方も非常に多いです。

頭痛の解消法

後頭部の頭痛はSBL(浅背側筋膜連鎖)を改善するのが一番!!ではありません。と言うのも、SBLの悪い人の絶対的な特徴が緊張型頭痛の方に現れない場合が多いです。この絶対的な特徴とは、【前屈が硬い】。1次原因がSBLでは無く、他にある為この様な結果になります。詳しくは【緊張型頭痛】肩こり解消運動法で説明していますのでそちらをご覧ください。

ではSBLの改善は意味がないのか?対症療法としては良いと思います。後頭部が痛い時の治療に、即効性が欲しければ価値があると思います。ただSBLの重要点は下肢ですが、この場合は首に近い筋肉の方が効果が出やすいです。
具体的には、頚部伸筋群・脊柱起立筋郡・殿筋・ハムストリングス・腓腹筋・足底筋膜 の順です。細かく診ると骨連動を考えて、足底筋膜は脊柱起立筋の次に重要です。


頚部伸筋群ストレッチ

立っている姿勢か、座っている姿勢で行います。
①頭の後ろ(できれば後頭部にある出っ張りに引っかかる位置)で指を組みます
②前かがみになって行きます
③手の重みで更にストレッチを行います。
④伸ばしたいところで10秒止めます。
⑤その状態で軽く左右に首を回します。

このストレッチは、よく指導する理由が有ります。この動きで、頚の後ろ・背中・腰 のストレッチを個別に行えるのです。

やり方は簡単でして、背筋を伸ばし気味にすると首。少し丸々と背中。更に股の中に肘を入れる様にしていくと腰のストレッチに変わります。
もし、途中で「伸びてる感じがしない」となった所は硬くなっている所です。他のより強いストレッチや運動療法を行うと良いです。
この様にストレッチと検査が同時に行えます。

 

最後に

LL(外側筋膜連鎖)は近年では硬い人が急増しています。ここ数年で収納が大きい棚ではなく、腰ぐらいの高さの棚が増えました。上の物を取る事が減って来ている為に、使わなくなった腕を上に伸ばす動きが退化してしまいました。身体の左右差を感じており、下半身も上半身も同じ方が硬い人はLLが原因の可能性が高いです。辛い方を今回ご紹介したストレッチで伸ばしてあげましょう

 

 

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院長 藤田 泰仁

院長 藤田 泰仁

阪神西宮駅から4分 泰楽整体院院長 整形外科・鍼灸整骨院で様々な施術経験を積む 【保有資格】 ・国家資格 柔道整復師 ・NESTAJAPAN メンタルフィットネストレーナー ・日本酵素・水素医療美容学会 ファスティングカウンセラー 健康に関する情報を発信し、みなさまの健康のサポートをさせて頂きます


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