腰痛

腰痛に関わるアナトミートレイン SBLの特徴と改善法

特に男性に多い腰痛の原因になる筋肉の繋がり=アナトミートレインがSBL(スーパーフィシャル・バック・ライン)です。このSBLの全体像から、改善方法までお伝えします。重だるい腰痛が続く男性は特に重要な内容です。

アナトミートレインとは

筋膜は筋肉を内側・外側から包む膜のことで、全身を立体的に包み込む物です。筋膜は筋全体を覆っている最外層の筋外膜・筋線維を束ねて覆っている筋周膜・筋線維を包む筋内膜と3種類に分けられます。

この筋膜の繋がり=全身の繋がりをまとめた物がアナトミートレインです。

筋膜アナトミートレイン

【画像引用:トリガーポイント™公式サイト

皆さんが実際に見る事が出来る物で言いますと、鶏肉の皮を剝がす時にちぎっている物です。
筋膜は柔らかい組織なので、周りにくっついたり、絡まったりし易いです。この様な状態になると柔軟性を損なう原因になります。

筋膜連鎖(アナトミートレイン)は、この筋膜の影響を受ける一連のパターンを示した物だと思って頂けたら分かり易いと思います。

アナトミートレイン筋膜連鎖を理解すれば、全身の整体レベルが上がる「全身の繋がり」と言うのをマッサージ屋さんなどでも良く聞く様になってきました。この全身の繋がりで、医療関係者の中で有名な筋膜連鎖(アナトミートレイン)とはどういった物なのでしょうか?その応用を筋膜リリースに転じて、ストレッチなどの効果を大きくしましょう。...

SBL(スーパーフィシャル・バック・ライン)とは

SBL スーパーフィシャル・バック・ライン

【引用:rehatora.net

前屈をする時に邪魔になる筋肉のパターンなのですが、本来は身体を仰け反る為の筋膜連鎖です。中腰から起き上がる時や、前かがみの姿勢で負担のかかる背中側の筋肉です。

この腰痛は男性に多いのですが、その原因は筋肉が発達しているからです。SBLはどの筋肉も大きく力強い物です。その為、筋肉の発達しやすい男性の方が硬くなりやすいです。

生活習慣から腰痛に

「腰痛症」は、肉体的原因や精神的原因など、非常に敏感に反応して表れてくるのです。これが何よりやっかいな点ですね。それだけに対策や予防も大変になり、日々、地道に、姿勢や仕事や家事などの作業方法の見直し、精神面においてのストレスケアなどが必要になるということ

引用元【運動器の健康・日本協会

SBLによる腰痛では背骨の動かし方が悪くなっています。フラットバックとも言われる背骨が真っ直ぐ過ぎる姿勢になった為に、筋肉疲労・ヘルニアの症状誘発など起こします。

腰痛を改善したい

影響を与える症状とメカニズム

~腰痛・前屈の硬さ~

腰の筋肉の緊張に強い影響を与えます。腰の筋肉が緊張すると、血流の低下から疲労物質による鈍痛と重だるさが現れます。また腰椎にかかる圧迫力が強まりますので、腰椎付近の組織のケガの元です。腰部椎間板ヘルニアも椎間板の圧迫力によって悪化します。

SBLは仰け反る為の筋膜連鎖ですので、反対の動きである前屈の邪魔になります。

~足底筋膜炎~

足底筋膜炎は足裏にある足底筋膜が硬くなり、骨との付着部が剥がれる事によって起こる炎症です。炎症を起こしている為、SBLを改善しても即効で症状をなくす事はできませんが、負担を減らす事で痛みを減らす・回復を早める事が期待できます。

~ハムストリングスの肉離れ~

肉離れは筋肉の伸ばして良い範囲以上に引き伸ばされた結果、筋膜・筋繊維がちぎれた物です。筋肉自体の伸ばせる範囲が大きければ肉離れのリスクは減ります。また、ケガした後も回復を早める効果はありますので、前後にある腓腹筋・大殿筋のストレッチはした方が良いです。

~緊張型頭痛(後頭部)~

頚部伸筋群が後頭骨についてますので、後頭部についている部分が引っ張られて痛みを発します。下を向いた時に頭痛が増す方は、このSBLが原因の可能性があります。

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SBLの改善法

SBLで大きな影響を与えるのは下半身の筋肉です。1つ1つの力が強く大きい為、硬くなり易さも影響力も大きいです。SBLの症状に関しては、下半身 特にハムストリングスと大殿筋の影響が大きいです。

http://yasuraguseitai.com/blog/youtuu-st/

 

スモウスクワット(前屈ストレッチ)

ヨガでも用いられるストレッチですが、初めに軽くしゃがみます。

足裏に手を差し込むか、足の親指に手の指を引っかけます。

  1. 手は・指は話さない様に、できるところまで膝を伸ばします。
  2. 膝が半分曲がる程度にまでしゃがみます
  3. これを複数回(10回ほど)行います。

※通常のストレッチとは違い、リズムよく行うと良いです。

 

このスモウストレッチの良い所は、SBL・前屈が硬い人が苦手な股関節の屈曲を導入しやすい点です。「骨盤を前傾させて」と言われてもできない人に非常に効果的です。

SBLによる姿勢不良の原因

アナトミートレインから考えると、背中側の筋肉が硬くなり過ぎるのが原因です。しかし実際のフラットバックによる腰痛の原因は座り方にある事も多いです。

正しい座り方
腰痛にならない椅子の座り方【デスクワークの方必見!!】デスクワークが増え、腰痛になる人も増えてきまいした。デスクワークでは、椅子の座り方が正しいかどうかで腰痛のリスクが変わります。腰痛予防の為にも、正しい椅子の座り方をお伝えしていきます。...

腰痛に関わるアナトミートレイン

他のアナトミートレインでも腰痛に関わり易い物があります。DFL(ディープフロントライン)とLL(ラテラルライン)です。

DFLによる腰痛

DFLによる腰痛は女性に多い物です。DFLが硬くなると、反り腰になってしまいます。

反り腰になると、神経が出てくる背骨の孔が狭くなり腰部椎間板ヘルニア・椎間孔症などのリスクが出てきます。

ディープフロントラインの特徴と緩めるPOINT3選 ディープフロントラインは、トムマイヤーズと言う筋筋膜の交際的な権威がまとめた【筋膜の繋がり=全身の繋がり】の1パターンです。このディ...

LLによる腰痛

LLはカラダの横側の繋がりです。なのでこのLLが硬くなると、腰の横側に負担がかかります。腰方形筋やお尻の横側が硬くなり易いです。その為、この腰の横側・お尻の横側に疲労による「重だるい」感じの腰痛が出るリスクになります。

バランス感覚改善 LLの調整で身体が安定 (アナトミートレイン) 筋膜連鎖とは 筋膜とは筋肉を内側・外側から包む膜のことで、全身を立体的に包み込む物です。筋膜は筋全体を覆っている最外層の筋外膜・筋...





 

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