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食後のマッサージによる問題
食後すぐは消化器に血流を回し、消化を早くする必要があります。マッサージを受けると、手足の筋肉などのに血流が奪われるコトになります。すると、消化器への血流が減り消化不良を起こします。
あなたが食べた物は、消化・吸収されるまであなたのお腹の中に残っています。
お腹の環境は【湿度100%・温度39℃】乳製品やお肉、お魚を放置したらどうなりますか?腐ります。
残念な事に、消化不良をすると言うのは腐った物を食べるのと同じなのです。
消化不良による悪影響
①胃もたれなどの不快な症状が出る
②腸内環境が悪化し、肌質の悪化・太りやすくなる・免疫力が落ちるなど
③便秘になりやすい
食後どれくらいでマッサージしても良いか
ご飯を食べた後に、マッサージに行きたくなる日もあると思います。その場合は、3時間空けたら問題はないかと思います。食生活の改善でも、【食後3時間は寝ない】など言われています。
3時間したら消化もほとんどが終わり、消化器の機能が多少落ちても問題ないと思われます。
※あくまで目安なので、なるべく時間は空けた方が良いです。
食前のマッサージは?
食前にマッサージを受けるのは、おすすめです。全身は経絡や筋膜で繋がっています。
消化器に関わる筋肉などをほぐすと、一時的に消化器の働きが良くなります。消化を手助けしてくれるので、消化不良のリスクを減らしてくれます。
食前のマッサージにもデメリットが
消化吸収をサポートするという事は、食べた物が身につきやすい=太りやすいとも言えます。またマッサージは、おカラダから見ると運動と同じ事です。
空腹感が強まる分、食べる量が増えがちなので気をつけてください。
食後はマッサージの質が落ちる!?
マッサージの質も落ちます。なぜなら、食後はできる体勢・手技が限られて来るからです。
食後はうつ伏せ(下向き)が苦しいと思います。うつ伏せから始めるお店の場合は、手順が変わるので技術の質も落ちてしまいます。マッサージの順番は、目的によって決まっていますので順番が変わるとどうしても効果が減ってしまいます。
マッサージするお店によっては、お腹をほぐす場合もあります。エステ・オイルマッサージなら特に多いですね。
食後はお腹を触れませんので、本来すべき手技をしないコトになります。
結論!食後にマッサージ行きたくなるなら
マッサージを予約する時点で、食事の前に設定してください。ただしご飯を食べた後に、時間を潰す・気分などの理由でマッサージを受けたくなる人もいます。その場合
- なるべく時間を空ける
- 食後であることを担当者に最初に伝える
食後の整体・カイロ・エステは?
全く同じ理由でNGだと思ってください。特に整体ではシビアな感覚が必要な場面もあります。本当におカラダを良くしたい方は、整体の前に食事はしない様にして下さい。
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