薬では治まらない!緊張型頭痛とめまいの対処法

「めまいに薬が効かない」そんな方も多いのでは?めまいはたくさんの原因がありますので、非常に難しい物です。今回はその中の1つ緊張型頭痛を伴う場合に関してお伝えします。もしかしたら、あなたのそのめまいが解消されるきっかけになるかも知れません。

緊張型頭痛とは?

慢性頭痛の90%を占めると言われており、子供~高齢者まで様々な年齢層の方が苦しんでいます。

緊張型頭痛には、「反復性緊張型頭痛」と「慢性緊張型頭痛」の2種類があります。頭の周りを何かで締めつけられるような鈍い痛みが短時間~7日間続きます。
■「反復性緊張型頭痛」は症状が軽く、短時間しか発症しません。
■「慢性緊張型頭痛」は症状が酷く、長期的に続きます。

詳しくは【緊張型頭痛・めまい・吐き気を改善するには

主な合併症

首こりや肩こり、背中の張り、めまい、ダルさ、吐き気 などにつながっていきます。

精神面では、不安症やうつ病、自律神経失調症、不眠症にも関係し、心療内科や精神科に通うケースもあります。

緊張型頭痛のメカニズム・原因

緊張型頭痛は、筋緊張性頭痛とも言われています。首や肩、背中の筋肉や頭の筋肉が緊張することで起こるといわれています。

筋肉の緊張が高まると、血流が悪くなり、筋肉の中に乳酸やピルビン酸などの老廃物がたまります。この老廃物が化学物質性の痛みを発すると言われています。ストレスによる影響も有ります。ストレスにより交感神経が強い期間が長引くと、脳にある「痛みのコントロール機能」がズレてしまい、痛みに敏感になります。その結果、本来気にならない程度の痛みでも、強い頭痛として感じてしまいます。
また、ストレスによる交感神経の興奮状態が続くと全身の筋肉が緊張してしまいます。首こり、肩こりが原因の緊張型頭痛では、大きなリスクになってしまいます。

具体的な原因

長時間のデスクワーク

最もよく言われる原因が、長時間のデスクワークです。パソコンのスクリーンやスマホを見続けることで、目を疲れてしまいます。
デスクワークによる首こり・肩こりに加えて、目の使いすぎによる後頭部、首、肩の緊張が加わると、より血流が悪くなり緊張型頭痛を起こします。

長時間の同じ姿勢

デスクワークでの原因もそうなのですが、同じ姿勢と言うのが身体に非常に悪いです。筋肉が動かないので筋ポンプ(筋肉が動く事で血流を生む)が無くなります。更に、筋肉は動かさないと力加減が分らなくなります。その結果、ムダに力んでしまったりします。

歯ぎしり・食いしばり

くいしばりは、顎から首、頭の筋肉を緊張させてしまいます。何か硬い物を全力で噛みしめて下さい。どうでしょうか?頬だけじゃなく、コメカミや首にも力が入りませんか?この筋肉の緊張が緊張型頭痛の原因になります。

うつむき姿勢、猫背

猫背は「首猫背」「巻き肩猫背」「背中猫背」と分けてみる場合があります。
■首猫背は、頭が前に出てしまうことで起こる猫背で、首あたりの筋肉を緊張させてしまいます。ストレートネックによる物ですね。
■巻き肩猫背は、腕を前にしての作業をするとなります。肩が内側に巻いてしまうことで起こる猫背で、肩あたりの筋肉を緊張させます。
■背中猫背は、前かがみに身体が慣れ、背骨自体が丸まった猫背です。主に背中の筋肉を緊張させてしまいます。

この様に猫背によって、首肩周りの筋肉が硬くなります。

合わない枕・マット

睡眠中に首や肩、背中などの筋肉が緊張してしまうことで起こる緊張型頭痛もあります。朝起きたら、身体が硬くなってる人は疑った方が良いです。筋肉を直接疲れさせる原因でもありますが、睡眠の質を大幅に悪くしているのも緊張型頭痛の原因になります。

最近では、「姿勢がよくなる枕」や「肩こりがよくなる枕」として販売されてる物もあります。

運動不足

緊張型頭痛は、血流が悪くなると起こりやすくなります。運動しない人は、筋肉を動かさない為に血流が悪い傾向にあり、筋肉も硬いので緊張しやすく頭痛に繋がります。

精神的ストレス

仕事や学業でのストレス。プレッシャーや人間関係の不安。家庭環境や住む環境に変化。こういった精神的ストレスが緊張型頭痛の原因となります。不眠や睡眠障害が出ると、睡眠不足によるストレスも重なり、悪循環が始まってしまいます。

緊張型頭痛を病院などで治す場合

痛み止め薬

アスピリンやアセトアミノフェン、イブプロフェンなどの痛み止めのお薬を服用します。弱い頭痛では効果が発揮されます。ヒドイ頭痛でもマシくらいにはしてくれます。根本の治療法では無いので、「自然に治るのを待つ」「上手く付き合っていく」やり方になります。

~デメリット~
長期的に服用することで胃腸・肝臓に負担があります。また眠気など他の副作用も多くみられています。副作用を抑える為の薬も飲みだすと、身体は薬漬けになり不健康になります。内臓の負担は、内臓・体制反射で筋肉の緊張にも繋がります。症状を抑える為に、原因を悪化させる元も子もない話になりますので服用は最低限にした方が良いです。

筋弛緩薬の服用

首や肩の緊張をほぐすために筋弛緩薬を処方されることもあります。筋弛緩薬は、筋肉の緊張を弱めて肩こりを改善してくれます。

~デメリット~
筋肉が緊張する原因を取るわけではありません。むしろ全身を緩める筋弛緩薬では、悪化させるのを止めていた筋肉も緩めてしまいます。姿勢の悪い人の場合、悪化させてしまいますので特に気を付けて頂きたいです。

抗うつ薬や抗不安薬の服用

精神的ストレスも関係しており、抗うつ薬や抗不安薬を処方されることもあります。ストレスが原因であった場合は効果があります。

デメリット
精神系の薬は神経の動きを鈍らせる場合が多いです。「太り易くなる」「眠くなる」が代表的な副作用です。また依存性が高く、一度飲み始めたら辞めれなくなる方が多いです。人によっては、「合法的なドラッグ」と称する程、依存性が高くどんどん悪化させる場合も有ります。

 

トリガーポイントや神経ブロック注射

痛みがひどい場合は、痛みの原因となっているトリガーポイントや星状神経節付近に神経ブロック注射を打つことがあります。即効性が高く、トリガーポイントの注射の場合は筋膜剥がしも行えるので根本治療にもなります。

~デメリット~
やはり注射を行うので、費用面でも副作用という意味合いも考えなければなりません。症状が酷く、何回もしない場合は最良の選択の1つだと思います。もし、何回も行っているので有れば誤魔化しているだけで今後も良くなりません。

 

温熱治療、電気治療

温熱治療や電気治療で血行を促すことで痛みを和らげる治療方法もあります。温熱治療では、頭や首、肩などの緊張しているところをホットパックなどで温めて血流を促します。電気治療では、電気で刺激を与えて筋肉を動かす事によって血流を促します。

緊張型頭痛やめまいの改善には、関係している筋肉を緩める。その筋肉が硬くなる原因をとる。この2点が重要になってきます。

緊張型頭痛の対処法

「神経の興奮を鎮める」半身浴

上半身の筋肉の緊張が主な原因です。全身の神経の緊張を取ってあげましょう。
①湯船に入った際にみぞおちの少し下に水位が来るように湯量を調節します。
②上半身が冷えない様に、浴室を温めます
③湯船につかり、最低30分リラックスします。

長時間入る為に動画や本を持ち込むか、完全にリラックスする為に何も持たずメデイテーションを行って下さい。神経鎮静作用のあるオイルを使い、照明を切るとより良いです。

直接伸ばすのが早い!首のストレッチ

よくあるじっくりする静的ストレッチではなく、動的ストレッチをおすすめします。

座りか立ち姿勢になります
①首を回します。反対回しも行います。
②慣れてきたら、回す大きさを広げて下さい。
※めまいがある方は、必ず地べたの座り姿勢で行って下さい。

めまい改善!鎖骨式呼吸

詳しくは使い分けると効果絶大!呼吸法3種と改善法をご覧ください。

楽な姿勢を取ります。
① 胸を斜め上に突き上げる様に息を吸います。
② 胸の上側を大きくする(鳩胸)様に息を吸い、胸が小さくなる様に息を吐く。
③ 慣れてきたら、大きく滑らかに動かすのを意識する

最後に

緊張型頭痛シリーズ今回は、簡単にお風呂でできる物に絞らせて頂きました。最近では湯船にしっかり浸からない人が多いようです。お風呂を20分入るか、入らないかで沢山の変化があります。出来る限り長風呂を半身浴でする様にしましょう。お風呂でリラックスしながら、緊張型頭痛・めまいの症状改善のセルフケアをされてはいかがですか?

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